桑田補佐と菅野がベッタリ 絶対エースの傾倒に周囲は不安

公開日: 更新日:

■メジャー再挑戦を後押し

 そこにメジャー再挑戦問題も絡む。菅野は昨年末、メジャー入りを目指してポスティングシステムを申請。しかし、交渉がまとまらず、年始になって巨人残留が決まったのは周知の通りだ。

「本人は今オフのメジャー再挑戦を視野に入れていますが、残留が決まった際に『菅野智之は巨人軍のエース、大黒柱。一緒に戦えることをうれしく、頼もしく感じています。監督としては最高の形になりました』と喜んだ原監督の本音はもちろん、巨人で現役をまっとうしてくれることです。当初、菅野に4年契約を用意していた球団もそれは同じ。そこへ桑田は、『(今年)1年終わったら新たな挑戦をしてもらえたら。メジャーのマウンドは素晴らしい。経験することでさらに飛躍できる』と思いっきり背中を押している。たきつけるなよ、というのが球団や原監督の本音でしょうね」(前出のチーム関係者)

 新旧エースのタッグは火種をはらんでいる。 =つづく

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後