G菅野は開幕新記録ならず 米再挑戦と燃え尽き症候群に悩む

公開日: 更新日:

 視察したセのスコアラーは、反対にモチベーション低下を指摘する。

「オープン戦を見る限り、2019年のように、腰を故障しない限り、攻略するのは難しいと感じていました。でも今日は良くなかったですね。いくら菅野でも、神がかった成績を2年連続で残すのは難しい。実はウチの球団内では、昨年フル回転したのにメジャーに行けなかったことで『燃え尽き症候群のような状態になるのではないか?』と予想する声もあった。だとすれば、今年は他球団にも付け入るスキがあるかもしれません」

 メジャーの財政状況はコロナ禍の今後にも左右される。どちらのモチベーションが勝るのか――。菅野の敵は相手チームより、コロナウイルスと自身にありそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束