著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

代表2ゴールデビューの稲垣祥 激戦ボランチ争いに本格参戦

公開日: 更新日:

稲垣 祥(MF/名古屋・29歳)

「初出場で2ゴールは素直に嬉しいですね。周りが『点を取ってください』という落としをくれた。感謝したいです」

 W杯予選最多となる大量14得点を奪った3月30日のモンゴル戦(千葉)。 

29歳にして代表デビューを飾り、いきなり2ゴールを決めた稲垣祥(名古屋)は心底、喜んだ。 

甲府、広島、名古屋と地道に這い上がってきた男は、独ブンデスリーガのデュエル王である遠藤航(28=シュツットガルトMF)、海外移籍2カ月で大化けした守田英正(25=サンタクララMF)ら刺激を受け、代表ボランチ争いに堂々と名乗りを上げた。

「代表スタッフとも話したけど『数カ月でこんなに変わるんだな』と。守田は自信を少なからずつかんだと感じます」

 原川力(27=C大阪MF)の辞退で追加招集された稲垣は、代表合流後に後輩ボランチの豹変ぶりに衝撃を受けた。

 昨季まで同じJの舞台で戦っていた守田が、まるで別人のような気迫と球際の厳しさで敵に迫る姿を見て「いくつになっても成長できるんだ」と勇気をもらったという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一の先行きはさらに険しくなった…「答え合わせ」連呼会見後、STARTO社がTOKIOとの年内契約終了発表

  2. 2

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  3. 3

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  4. 4

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  5. 5

    日本語ロックボーカルを力ずくで確立した功績はもっと語られるべき

  1. 6

    都玲華プロと“30歳差禁断愛”石井忍コーチの素性と評判…「2人の交際は有名」の証言も

  2. 7

    規制強化は待ったなし!政治家個人の「第2の財布」政党支部への企業献金は自民が9割、24億円超の仰天

  3. 8

    【伊東市長選告示ルポ】田久保前市長の第一声は異様な開き直り…“学歴詐称”「高卒なので」と直視せず

  4. 9

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  5. 10

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?