著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

アルゼンチン戦でヘッド2連発! 板倉滉が突き進む道とは

公開日: 更新日:

板倉 滉(DF/フローニンゲン・24歳)

「『2点取れることあるんだ』と思いました」

 3月29日に北九州で行われたU-24(24歳以下)アルゼンチン代表との第2戦。久保建英(ヘタフェ)のCKを連続ヘッドで決め、3-0の圧勝に貢献した板倉は満面の笑みを浮かべた。

 5学年下の後輩・久保に「滉君がこれから2点取ることはないんでしっかり噛み締めてほしい」とキツイ冗談を言われても、キャプテンマークを巻く男は気にしない。

 大らかさとタフさを持つ彼は「東京五輪金メダル」へと突き進んでいく。

 今回のU-24代表にはJリーグ川崎の下部組織出身が数多くいる。

 97年生まれの同期・三好康児(アントワープMF)と15年にトップ昇格を果たしたが、中村憲剛や分厚い選手層に阻まれて3年間は出番を得られず、18年に仙台へ。

 そこで自信をつけ、19年1月に英プレミアの強豪マンチェスター・シティに完全移籍を果たした。だが、いきなり労働ビザを取得できるはずもなく、オランダのフローニンゲンへレンタル移籍。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    国分太一との協議内容を“週刊誌にリーク”と言及…日本テレビ社長会見の波紋と、噴出した疑問の声

  5. 5

    衆院定数削減「1割」で自維合意のデタラメ…支持率“独り負け”で焦る維新は政局ごっこに躍起

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  5. 10

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較