大谷ローテ復帰でも勝ち手にできず?指揮官がタンデム示唆

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 エンゼルス・大谷翔平(26)が、今季2戦目の登板に向けて最終試験に臨む。

 ジョー・マドン監督は日本時間17日のツインズ戦を前にオンライン会見し、大谷がブルペンで投球練習を行うと発表した。

 指揮官は大谷が前回15日にブルペン入りした際、「彼(大谷)が長期間投げられないのなら他の投手を起用するしかないが、投手コーチは楽観的に見ている」と明言。右手中指にできたマメが完治すれば、週明けにも登板させる可能性を示唆していた。

 しかし、245日ぶりの登板となった今月5日のホワイトソックス戦では五回にスタミナ切れ。本塁ベースカバーに入った際にスライディングされて転倒し、指にマメができたこともあり、五回途中92球で降板した。

 スタミナの不安に加え、マメができやすい体質だからだろう。ここにきて指揮官は「大谷の球数に関しては再考の余地がある」と、先発投手の交代の目安とされる100球は投げさせないと明かした。地元メディアなどによれば、マドン監督は近年、メジャーの多くの球団が取り入れている「タンデム」といわれる起用法を検討しているという。

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