ソフトB守護神・森が利き腕と反対の左肘を負傷した理由

公開日: 更新日:

「体が開かないよう、左肩にぐっと力を入れ、『壁』をつくって投げていたが、これがなかなか疲れる。左肩の疲労がたまると肘が上がらなくなり、頭から突っ込むようなフォームになってしまう。そのため、現役時代は毎日ではありませんが、試合後に左肩もアイシングしていました。森投手の場合は左肘で壁をつくり、投球フォームをコントロールしていたことが影響したのかもしれません」

 森は2014年からセットアッパー、抑えとして、毎年50試合以上に登板。“勤続疲労”が蓄積していてもおかしくない。かつて中日で守護神を務め、前人未到の1002試合登板した“鉄腕”岩瀬仁紀は現役時代、利き腕とは反対の右手のしびれに悩まされた。

 森の左肘炎症は、リリーバーの「職業病」か……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い