ソフトB・千賀の左足首捻挫が“念願メジャー”に及ぼす影響

公開日: 更新日:

 今後の青写真にも影響が出かねないのではないか。

 6日の日本ハム戦で左足首を負傷したソフトバンク千賀滉大(28)。病院では「捻挫」と診断され、懸念されていた靱帯や骨の故障ではなかったことが救いといえば救いだ。

 千賀はメジャー志向が強く、順調なら国内FA権を取得する今オフが、ポスティングで移籍するラストチャンスといわれていた。これまで入札制度を認めてこなかった球団がクビを縦に振るかはともかく、いずれにせよ近い将来のメジャー挑戦は確実視されている。

 しかし、捻挫は癖になるケースもあり、今後の投球に影響しないとも限らない。千賀クラスの投手ともなれば、メジャー球団にしても安い買い物ではないだろう。これを機に撤退、あるいは評価を見直す球団も出てくるのではないか。

■「今後の過ごし方が注目」

 野球文化学会会長で名城大准教授の鈴村裕輔氏は「捻挫が直接的な原因になることはありませんが……」と、こう続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」