大谷翔平は年間60本ペース!HRの半数以上が「3球目まで」の驚愕データ

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 メジャー史上、シーズン60本塁打を記録したのは5人しかいない。かのベーブ・ルースにはじまってロジャー・マリス、マグワイア、ソーサ、ボンズ。そんな、そうそうたる面々に肩を並べる可能性が出てきたのが大谷翔平(27=エンゼルス)である。

 日本時間8日のレッドソックス戦でメジャートップ、日本人選手としてはシーズン最多の32号本塁打。86試合目で32本は、162試合で60本ペースなのだ。投手も兼任していること、今季は飛ばないボールを使っていること、マグワイア、ソーサ、ボンズは薬物疑惑が取り沙汰されたことなどを考慮すればとんでもない快挙だが、そんな大谷の本塁打にはハッキリとした傾向がある。

 それは早いカウントで仕留めている点だ。32本塁打のうち、最も多いのは初球の7本。3球目までに17本と、半数以上を放っているのだ。

 投手は四球を嫌う。ズバぬけて制球のよい投手ならともかく、フツーは早めにカウントを整えたいと考える。甘い球は比較的早いカウントでくる確率が高いから、それを逃さずに仕留めているということか。

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