【スケボー】開心那「銀」12歳史上最年少メダリストを支える両親のチームワーク談

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 わずか1週間で記録を塗り替えた。

 4日、スケートボード女子パーク決勝で開心那(12)が銀メダルを獲得。7月26日にはスケートボードストリートで金メダルを獲得した西矢椛が13歳330日で日本五輪史上最年少メダリストになったばかりだが、この記録を9日で更新した。

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 銀メダルを首にかけ、「すごい重いです。今までで一番重いです。すごい楽しかった。全然緊張しなかった」と笑顔で話した開は、数カ月前まで小学生。今年4月に入学した苫小牧市立青翔中学校で開の担任を務める小柳直美教諭はこう話す。

「東京五輪が近かったこともあって、まだあまり登校できていませんが、そこまで活発な子ではなく、おっとりした子という印象です。今はご両親と連絡を取り合っています。特にお母さん(美奈子さん)が一生懸命サポートされていて、本校から(練習場のホットボウル・スケート・パークのある)札幌まで車で毎日送り迎えをされていました。午前中で学校を切り上げて練習場に向かうことも。お母さんは米国の大会にも帯同されて、その間は日本に残ったお父さんとやりとりしています。授業に出られない分の課題をお渡しして、できたものを郵送してもらうこともありました」

 5歳でスケートボードを始め、ボーダー歴はすでに7年。3年後のパリでは、世界を代表するボーダーのひとりになっているかもしれない。

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