大谷翔平vsゲレーロJr.「ハイレベルの本塁打王争い」が最後までもつれる要因

公開日: 更新日:

 一方、大谷もシーズン終盤にラストスパートが期待できそうだ。9月以降は同じア・リーグ西地区のチームとの対戦が多く控えており、大谷は比較的、得意としている。中でも花巻東高の先輩である菊池雄星のマリナーズ戦(残り6試合)はカモで、通算46試合で10本塁打、28打点。今季、マ軍投手陣から最も本塁打、打点を稼いでおり、計13試合で4本塁打、9打点をマークしている。地区最下位に低迷するレンジャーズ戦では今季2本塁打、6打点ながら、レ軍はエース右腕ギブソンと守護神ケネディを7月末にフィリーズへ放出。経験の浅い若手投手陣への切り替えを図っただけに、大谷は7試合を残すレ軍戦でも本塁打と打点を稼ぐチャンスだ。

 ア・リーグ本塁打王を争う大谷、ゲレーロJr.とも好条件が揃うだけにハイレベルな争いは最後までもつれそうだ。

 ◇  ◇  ◇

 なお大谷はダブルヘッダー第二試合で「1番・DH」で先発出場、初回先頭で右翼線に三塁打を放ち7試合ぶりの安打をマークしたものの、チームは0-4で完封負け。再び勝率5割に逆戻りした。大谷の打率は.266。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動