渋野日向子と稲見萌寧の違いは「リカバリー力」 同組ラウンドで力の差ハッキリ

公開日: 更新日:

【住友生命レディース 東海クラシック】第1日

 スコア以上に差のある内容だった。

 渋野日向子(22)はプロ入り同期の稲見萌寧(22)と同組で回り4バーディー、2ボギーの70で、2アンダー、7位タイ。3アンダー3位タイの稲見は3バーディー、ノーボギーの69だった。

 渋野は終盤に3つのバーディーを奪っただけに、13番、14番の連続ボギーがもったいない。ボギーを打たない稲見のゴルフを絶賛し、「簡単ではないのに簡単に見える。あれは萌寧にしかできないと思う」と話した。

 一方、稲見の唯一のピンチは9番(406ヤード・パー4)。ミスした第1打は右からの強風の影響を受け、大きく左に曲げてラフへ。153ヤード先のピンは狙えずフックをかけた第2打はグリーン手前のバンカーへ。ピンまで35ヤードのショットは50センチに寄せてパーをセーブした。

「あそこで耐えられたことが後半に生きた」と言った稲見のリカバリー率70.76%(36試合)はツアー2位。国内試合が少ない渋野は規定ラウンド数に満たないものの14試合で63.15%と成績が悪い。大会初日はそんな2人の違いが出た。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  3. 3

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  4. 4

    “最強の新弟子”旭富士に歴代最速スピード出世の期待…「関取までは無敗で行ける」の見立てまで

  5. 5

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  1. 6

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  2. 7

    物価高放置のバラマキ経済対策に「消費不況の恐れ」と専門家警鐘…「高すぎてコメ買えない」が暗示するもの

  3. 8

    福島市長選で与野党相乗り現職が大差で落選…「既成政党NO」の地殻変動なのか

  4. 9

    Snow Manライブで"全裸"ファンの怪情報も…他グループにも出没する下着や水着"珍客"は犯罪じゃないの?

  5. 10

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です