高橋奎二の圧巻投球でヤクルト日本Sへ王手! 才能開花の舞台裏を恩師が語る

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 昨季から今季の成長もさることながら、プロ入りから着実に進歩している。防御率の面でも、2019年は20試合(19先発)で同5.76だったことからも見て取れる。

「自主性が重視されるヤクルトが合っているのでしょう。『良くしてもらっている』と聞いています。高橋はコツコツ地道な努力ができる子です。入学当初、体が硬いことを指摘したら、毎日欠かさず誰よりも時間をかけて柔軟をしていました。素直なんです。明るくてふてくされた顔も見たことがない」と、原田監督はさらに続ける。

「先月、ドラフト指名された教え子を見に神宮での六大学野球に行った時のこと。ちょうどその日がヤクルトのホーム戦だったから高橋に連絡を入れてみた。すると、試合前なのにわざわざ会いに来てくれました。手にブラックコーヒーの差し入れを携えて(笑い)。昔から気遣いのできる選手で、プロに行ってもまったく変わらないなぁと」

 前日にプロ初完投を初完封で飾った高卒2年目の奥川とともに、左右のエース候補が巨人を一蹴した。

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