大坂なおみ「多様性の女王」が全仏で魅せた黄金ウエア…勝敗超えて夏本番へ進む復活ロード
4大大会テニスの第2弾、全仏オープンが始まっている。
日本勢の本戦入りは大坂なおみと内島萌夏の女子2人。内島は体調不良で初戦敗退したが、母がマレーシア出身、プロ転向後は中国を拠点に活動する異色の24歳だ。
一方の大坂なおみは今月初め、ニューヨークのメットガラに出演して話題を呼んでいた。
ファッション界最高峰の祭典の招待は“多様性の女王”の証しであり、注目のパリのランウエーだった。
世界47位のシゲムンドとの1回戦、黒のロングドレスで現れた。それを脱ぎはらえば、5月の陽光にアッと驚く黄金のウエア──エッフェル塔をイメージしたデザインだという。1月の全豪はクラゲがモチーフだった。
「私って口数が少ないでしょう? ウエアを通してみんなと話すの。テニスはショービジネスだから、世界中が見るグランドスラムの入場は、エンターテイナーを意識する大事なシーンです」
勝ち負けだけがテニスではない──勝利後にそう語った。テニスファッションの先駆者、フランスのスザンヌ・ランランも意識し、光の反射で着用が認められない事態に備え予備のウエアも用意し……思い付きではなく、周到に準備されたサプライズ企画なのだ。


















