大阪ガス・河野佳が4安打9K完封! 来季ドラフト上位投手“もう一人の男”の評価急上昇

公開日: 更新日:

 東京ドームで行われている都市対抗野球

 ネット裏のスカウトの話を総合すると、「来年のドラフト上位候補の投手は2人。ひとりがホンダの左腕・片山皓心。もうひとりは大阪ガスの右腕・河野佳」だそうだ。

 2日、その河野が伏木海陸運送戦に先発して4安打完封勝利。140キロ中盤の速球、タテに大きく割れるカーブ、スライダー、フォークなどを武器に9個の三振を奪うなど二塁を踏ませず、ネット裏の評価を上げた。

「力感のないフォームながら、キレのいいボールを投げる。要所で低めにボールを集めていたように、何よりコントロールがいいし、投げるときに上体が開かない。勝てるタイプの投手に見えましたね」とは、あるスカウトだ。

 もうひとりの目玉である片山は、初戦のJR東日本東北戦に先発して3回4安打1失点でマウンドを降りた。ドラフト上位候補の片りんはうかがえたものの、前出のスカウトは、「試合後の本人は調子が悪かった、好調を維持できなかったと話していたようですけど、実は肩肘か、腰か、下半身か分からないが、どこか痛めていると聞いた。今回の都市対抗の登板を見送る可能性もあったようです」と話す。

 だとすれば、大会ナンバーワン投手は河野ということになるか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因