青学は妙高市、順天堂大は印西市 自治体が箱根駅伝「スポンサー」になった理由を両市に直撃

公開日: 更新日:

 同市はスポンサー料の全額は明かしていないが、その一部に充てるため、8月からクラウドファンディングで240万円を募集中。現在は約70万円しか集まっていない。

 11月の全日本で3位に入り、箱根優勝11回の順天堂大は、キャンパスのある千葉県印西市と契約した。

「当市は年間1000万円の広告費をお支払いします。有名な観光名所はありませんから、全国の皆さんに印西市の名前を知ってもらい、来てもらい、住んでもらいたい。地元の大学の学生を応援したいということもあります。コロナ禍が収束すれば、陸上部員のみなさんには印西市のイベントに参加してもらったり、小中高に指導して欲しいですね」(企画財政部シティプロモーション課)

 企業や自治体がスポンサーになることで、大学駅伝とは縁がなかった応援団がつくし、収入も増える。人気の箱根はやっぱりカネになる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー