日本代表CB「ポスト吉田麻也」争いの行方 W杯最終予選中国戦・サウジ戦では誰が?

公開日: 更新日:

 カタールW杯アジア最終予選(27日・中国戦、2月1日・サウジアラビア戦)を控えている日本代表は21日、国内組候補合宿の最終日に流通経大と練習試合を行い、7-0のスコアで勝利した。

 海外組の選手を含めたW杯最終予選メンバーは22日午後に発表される。

 主力組が先発出場した前半はFW大迫、MF相馬、FW武藤がゴールを決め、後半はFW上田のハットトリックなどで大量7得点のゴールラッシュで流通経大を圧倒した。

 今回のW杯最終予選2試合は右太もも痛で戦線離脱中のCB吉田が不在となる。主将を務める大黒柱の代役を誰が務めるのか、不動のCBに誰が風穴をあけるのか、注目されている。

 流通経大戦に先発したのは、Jリーグを2連覇した川崎の谷口とルヴァン杯を制した名古屋の中谷の2人。元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏がこう言う。

「試合中に失点の可能性のある場面はなかったとはいえ、谷口も中谷もともに安定したプレーを見せた。特に中谷は右SB酒井、中盤の逆三角形の右に入ったMF脇坂と好連係を見せ、右サイドからの攻撃を活性化していった。2人とも吉田不在のW杯予選は大きなチャンスです」

 ドイツ2部シャルケDF板倉の名前が<吉田の後継者>として挙がっているが、谷口と中谷が板倉を出し抜く活躍を見せれば、チーム全体のレベルアップにもつながる。要チェックである──。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  2. 2

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  3. 3

    選挙3連敗でも「#辞めるな」拡大…石破政権に自民党9月人事&内閣改造で政権延命のウルトラC

  4. 4

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  5. 5

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  1. 6

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

  2. 7

    「デビルマン」(全4巻)永井豪作

  3. 8

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  4. 9

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  5. 10

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学