五輪女子カーリング ロコ・ソラーレの快進撃を支える「勝利の方程式」

公開日: 更新日:

 今大会はゲーム終盤に投じるサードの吉田知那美(30)、スキップの藤沢五月(30)の2人のショットが好調だ。随所にスーパーショットを披露する藤沢のショット成功率83%は出場10チームのスキップの中でトップ。藤沢の前の3人目に投じる吉田は同80%でサード5位ながら、1位の米国選手(83%)とは僅差につけている(数字は中国戦終了時)。

 野球でいえば1ゲーム(エンド)全8投のうち、5、6投目の吉田がセットアッパーとして相手の反撃を断ち、7、8投目の藤沢がクローザーとして締めるという展開が確立しているのだ。

 リリーフ陣が鉄壁なチームがレギュラーシーズンを制し、短期決戦のポストシーズンで頂点に立つケースは少なくない。

 吉田、藤沢とつなぐロコ・ソラーレの鉄壁なリレーで悲願の表彰台の真ん中に立てるか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    突然告げられた強制米留学、現地では毎日ドミニカ人全員に飯を奢り続け、球団の領収書を切った

  2. 2

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  3. 3

    全英V山下美夢有の「凱旋フィーバー」は望み薄…6年前の渋野日向子と決定的な違いとは?

  4. 4

    酷暑の大阪万博会場を歩いたら“地獄”だった! 午後の気温は40度近く、大屋根リングはガラガラ

  5. 5

    中山美穂「香典トラブル」で図らずも露呈した「妹・忍」をめぐる“芸能界のドンの圧力”

  1. 6

    長渕剛がイベント会社に破産申し立て…相次ぐ不運とトラブル相手の元女優アカウント削除で心配な近況

  2. 7

    東洋大姫路(兵庫)岡田監督「大学からは『3年で』と言われたけど、ナンボ何でも無理ですと」

  3. 8

    山下美夢有が「素人ゴルファー」の父親の教えでメジャータイトルを取れたワケ

  4. 9

    中村芝翫に別れたはずの愛人と元サヤ報道…夫が不倫真っ只中でも妻・三田寛子は家族写真投稿の複雑胸中

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希“ゴリ押し”ローテ復帰が生む火種…弾き出される投手は堪ったもんじゃない