日ハム清宮には新庄監督の「失策嫌い」が追い風? ザル一塁から左翼への配転に現実味

公開日: 更新日:

 新庄剛志監督(50)が嫌う負け方だった。

 11日の広島戦、日本ハムは1点リードで迎えた四回の守備、1死一、二塁で小園の打球を一塁・渡辺(26)が送球ミス。二塁ランナーの帰還を許して同点に追いつかれると、末包による適時二塁打でさらに2点を失った。八回の守備でも、中村奨のゴロを三塁・浅間が後逸し、1死一、三塁に。そこから古川侑の三塁牽制悪送球、坂倉の適時打が重なり2点を献上。ことごとく拙守から点を吐き出し、5-6に終わった。

 新庄監督は何よりも失策を嫌っている。先月に出版した自著「スリルライフ」(マガジンハウス)には「いちばん流れを変えるのがエラーです」と書き、「ひとつのエラー、ひとつの見逃しで試合が決まる」と続けている。「守り勝つ野球」を掲げる新庄監督にとって、拙守は重大なマイナス要素なのだ。今は選手の適正守備位置を見直し、ガラガラポンでポジションを決めるなどして個々の適性を見極める段階にある。そこで最も得をしているのが清宮幸太郎(22)だろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状