W杯最終予選“戦力外”の鎌田大地は目下絶好調 森保監督が問われる「使いこなすだけの器量」

公開日: 更新日:

 9日、日本代表の森保一監督(53)がオンライン取材に応じ、カタールW杯最終予選の途中から「戦力外」となった独1部フランクフルトのMF鎌田大地(25)について「(クラブから)求められることも変わってきたと思うし、その中で彼は成長している」とコメントした。

 W杯予選中に鎌田ほど評価が乱高下した選手もいない。W杯2次予選では「鎌田を中心に攻撃の形がつくられた」(森保監督)が、最終予選4試合目の豪州戦(2021年10月)からシステムが4(DF)-3(MF)-3(FW)に変更になるとベンチ要員に。今年1、2月の最終予選の中国戦、サウジアラビア戦では招集すらされなかった。

 その鎌田はフランクフルトでは絶好調をキープ。今季は公式戦44試合に出場して独1部リーグで4得点・3アシスト。ELでも5得点・1アシストと目覚ましい働きを見せている。中でもEL準々決勝・バルセロナ戦ではチーム随一の存在感を発揮。18日のEL決勝進出の立役者となり、欧州では「英プレミア上位クラブでも通用する」(サッカー関係者)と高評価の声は多い。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る