メジャーでも「LIVゴルフ」参戦組への“嫌がらせ”? 全米OPは強風の午後スタートに集中

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 ただの偶然なのか。

 19日に閉幕したゴルフ全米オープンの組み合わせが、ちょっとした疑惑を招いた。サウジアラビア政府がバックにつき、G・ノーマンが主導する新ツアー「LIVゴルフ招待」に出場する選手の初日スタート時間が13時台に集中したからだ。

【初日スタート時間】
10番 13時3分 K・ナ、S・ガルシア
1番 13時36分 D・ジョンソン
1番 13時47分 P・ミケルソン、L・ウーストヘーゼン
10番 13時47分 B・デシャンポー
10番 13時58分 P・リード

 というのも、会場では午後の方が風が強くなり、ボールコントロールが難しい。初日は風向きも一定ではなかった。

 開幕前日には大会主催の全米ゴルフ協会(USGA)のマイク・ワンCEOが、来年以降の出場資格について「出場基準を必ず見直すだろう」と述べ、新ツアー組に参加資格を与えない可能性を示唆。現地では「彼らを午後スタートにしたのは初日に好スコアを出させないための嫌がらせではないか」との声も聞かれた。

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