ルース以来の偉業達成は「打者大谷」次第…リアル二刀流では今季本塁打たったの1本

公開日: 更新日:

 エンゼルス・大谷翔平(28)が、また104年ぶりの偉業達成を逃した。

 日本時間29日のレンジャーズ戦にリアル二刀流で出場し、投げては6回を1本塁打含む8安打2失点、打っては4打数無安打だった。11奪三振をマークし、あのノーラン・ライアンが持つ7戦連続2ケタ奪三振の球団記録に王手をかけたが、打線の援護に恵まれず6敗目。1918年のベーブ・ルース以来となる「2ケタ勝利と2ケタ本塁打」は、5敗目を喫した前回23日のブレーブス戦に続いてまたもお預けとなった。

 大谷の登板時は打線が振るわず、これでブレーブス戦から13イニング連続無得点。チームの勝ち頭でありながら、今季のランサポート(1試合当たりの援護点)は2.90。これは、シンダーガード(4.05)、ロレンゼン(5.07)、サンドバル(3.96)ら10試合以上に先発したエ軍の投手陣で最少だ。

 打線の援護がないことに大谷は「今日に関しては(三回1死二塁の)スコアリングポジションの2打席目(二ゴロ)ですかね。あそこで打てているか、打てていないか。どちらかというと自分の責任かなと思います」と話した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態

  3. 3

    高市総裁「首相指名」に漂う不安…自民党内は“厭戦ムード”も燻る火種、飛び交う「怪文書」の中身

  4. 4

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    高市自民、公明からの三行半で早くも本性露呈…「やられたら秒でやり返す」「イキらなきゃ負け」のオラオラ体質

  2. 7

    出来たとしても高市政権は短命…誰も見通せない激動政局の行方を徹底分析(前編)

  3. 8

    佐川宣寿元理財局長のメール開示「遺族と話し合う」…森友文書で加藤財務大臣が明言

  4. 9

    進次郎氏落選もダメージなし? 妻・滝川クリステルが目指した「幸せ家庭生活」と耳にしていた夫の実力

  5. 10

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか