松山英樹「LIVに興味はある」と発言…カネで魂売ればイメージダウンは必至

公開日: 更新日:

 まさに雪崩現象だ。7月の全英オープンに優勝したC・スミス(28)が、18日開幕の米ツアープレーオフ第2戦を欠場することになった。股関節の痛みによるものだという。

■全英覇者もLIVへ

 世界ランク2位のスミスはプレーオフ終了後、サウジアラビア政府系ファンドが支援する高額賞金の新ツアー「LIVゴルフ」移籍が噂されており、9日には英紙テレグラフが1億ドル(約133億円)を超える契約を結んだと報じた。本人は移籍については否定していない。

 LIVは、メジャー6勝のP・ミケルソンを筆頭に、欧米ツアーからメジャー優勝者を次々に引き抜き、昨年のマスターズに勝った松山英樹(30)にもオファーを出しているといわれている。松山自身も「(LIVには)興味はある」と語っている。

 LIVの資金源であるサウジは活動家への容赦ない弾圧や女性差別、公開処刑などの人権問題の他に、同国のジャーナリストを殺害したことも世界から批判されている。米国における2001年の9.11同時多発テロの際、サウジがテロリストに資金援助したことを理由に、遺族会はLIVに参加する米国選手に対し非難声明を出した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  2. 2

    7代目になってもカネのうまみがない山口組

  3. 3

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  4. 4

    福山雅治のフジ「不適切会合」出席が発覚! “男性有力出演者”疑惑浮上もスルーされ続けていたワケ

  5. 5

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  1. 6

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  2. 7

    DeNA藤浪晋太郎がマウンド外で大炎上!中日関係者が激怒した“意固地”は筋金入り

  3. 8

    収束不可能な「広陵事件」の大炎上には正直、苛立ちに近い感情さえ覚えます

  4. 9

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  5. 10

    吉村府知事肝いり「副首都構想」に陰り…大阪万博“帰宅困難問題”への場当たり対応で露呈した大甘な危機管理