防御率は共に3点台と振るわないが…それでも菅野と田中将の最終チェックが必要な理由

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 メジャーのトレード期限が過ぎて、米国在住のスカウトが何人か日本に行ったようだ。

 私が知っているだけでも西海岸の強豪2チームの国際部長が、今オフに海を渡るであろうソフトバンク千賀滉大(29)の視察に行った。

 彼らは登板予定だった8月5日の楽天戦に合わせて出掛けたものの、その直前、千賀がコロナにかかって登板がキャンセルに。結局、千賀を見ないまま、日本を後にしたそうだ。彼らは多忙だし、今年はもう、千賀を生でチェックする機会はないのではないか。

 私も8月に日本に行くつもりだったが、5日の次の登板に合わせたスケジュールを組んでいたために、土壇場で予定をキャンセルすることができた。千賀が復帰するであろう9月に足を運ぶつもりだ。

 その9月、千賀を見るついでといってはなんだが、日本で最終的なチェックをしたい選手が2人いる。

 メジャー志向のある巨人菅野智之(32)と楽天の田中将大(33)だ。

 菅野の防御率が3.61なら、田中は3.04(18日現在)。年齢的にもすでに峠を越しているとはいえ、菅野は前回登板16日のDeNA戦で152キロをマークした。

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