五輪汚職巡りJOC竹田前会長に“ガサ入れ間近”情報! 特捜部は「慶応」「馬」ルートに熱視線

公開日: 更新日:

 A社は、大会公式マスコットのぬいぐるみを販売した玩具メーカー「サン・アロー」から高橋側に渡った800万円の資金移動にも介在していた。ライセンス契約を巡って高橋に接近したサン・アロー幹部も慶応出身だ。

■「パーク24」創業者が馬主になるきっかけをつくった

 2つ目は「馬」ルートだ。竹田氏は2016年に前述のパーク24の社外取締役に就任。「両者の関係は『馬』から始まった」(調査会社関係者)というのだ。

「パーク24の創業者・西川清氏(05年死去)は幼少期から無類の競馬好きで、事業の傍ら1996年に中央競馬会の馬主資格を取得。その際、西川氏は知り合いの竹田氏を通じ、競走馬の生産牧場『社台ファーム』の吉田照哉代表を紹介してもらったのです。これがきっかけで西川氏は馬主となり、ファームの生産馬であるマンハッタンカフェでGⅠを制覇。また、竹田氏と吉田氏は慶大馬術部の同期という間柄でもあります」(同)

 他にも「馬ルート」はある。特捜部が注視しているのが、竹田氏が会長である旅行代理店C社だという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」