五輪汚職巡りJOC竹田前会長に“ガサ入れ間近”情報! 特捜部は「慶応」「馬」ルートに熱視線

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 A社は、大会公式マスコットのぬいぐるみを販売した玩具メーカー「サン・アロー」から高橋側に渡った800万円の資金移動にも介在していた。ライセンス契約を巡って高橋に接近したサン・アロー幹部も慶応出身だ。

■「パーク24」創業者が馬主になるきっかけをつくった

 2つ目は「馬」ルートだ。竹田氏は2016年に前述のパーク24の社外取締役に就任。「両者の関係は『馬』から始まった」(調査会社関係者)というのだ。

「パーク24の創業者・西川清氏(05年死去)は幼少期から無類の競馬好きで、事業の傍ら1996年に中央競馬会の馬主資格を取得。その際、西川氏は知り合いの竹田氏を通じ、競走馬の生産牧場『社台ファーム』の吉田照哉代表を紹介してもらったのです。これがきっかけで西川氏は馬主となり、ファームの生産馬であるマンハッタンカフェでGⅠを制覇。また、竹田氏と吉田氏は慶大馬術部の同期という間柄でもあります」(同)

 他にも「馬ルート」はある。特捜部が注視しているのが、竹田氏が会長である旅行代理店C社だという。

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