五輪汚職巡りJOC竹田前会長に“ガサ入れ間近”情報! 特捜部は「慶応」「馬」ルートに熱視線

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 司直の手はどこにまで及ぶのか。五輪汚職を巡り、東京地検特捜部は4日、東京大会のスポンサーだった出版大手「KADOKAWA」会長の角川歴彦容疑者を贈賄の罪で起訴。今後も捜査の長期化は必至だが、特捜部の注目は、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和前会長に集まっているという。

 既に任意聴取されており、「近く特捜部が強制捜査に乗り出すのでは」(メディア関係者)という見方も浮上。特捜部は竹田氏関連の複数ルートに熱視線を送っているそうだ。1つ目のルートは、竹田氏の「慶応人脈」だ。

「スポンサー契約を巡る不正で、駐車場大手『パーク24』と大会組織委員会の契約に介在した広告大手『ADK』は、受け取った報酬の一部を組織委元理事の高橋治之被告のゴルフ仲間が経営する都内の『A社』に送金していた。ADKは、高橋氏の後押しでパーク24との契約業務に関与できたとされています。そのため、A社への送金は高橋氏側への“謝礼”の意味合いがあったと目されている。このA社社長は、元プロゴルファーB氏の親族で、竹田、高橋両氏と同じ慶応出身です」(大会関係者)

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