「史上最悪」の声も出るカタールW杯ついに開幕 汚名払拭にサクラ動員の悪あがき

公開日: 更新日:

「この日のカタール対エクアドルの開幕戦も、本来は現地時間21日の第3試合に組み込まれていました。それが開幕まで3か月余りの段階で20日に異例の日程変更。カタールのワガママをFIFAが飲んだ格好です」(サッカー記者)

 冒頭のリカルド氏も、「首長の鶴の一声で全てが決まるのがこの国だ」と言っていた通り、開幕2日前になって、スタジアム内と周辺での酒類販売が急遽、全面禁止に。FIFAの大口スポンサー、「バドワイザー」を製造する米大手ビール会社が公式ツイッターで「無様」とのメッセージを投稿(その後削除)する事態が勃発した。

■チケット代も航空券も2週間の滞在費もタダになる裏技とは?

 そんなカタールW杯の観戦について、リカルド氏はこんな裏話を明らかにしている。

「チケット代も航空券も2週間の滞在費もタダ! さらに毎日8000円のお小遣いまでもらえるという裏技があった。それはW杯の公式ファンリーダーになることだ。参加国からそれぞれ30~50人が選ばれて『開会式で自国のチャント(応援歌)を歌う』『SNSで公式の投稿をリツイートする』『いいね!を押す』『カタールW杯の素晴らしさを発信する』のが条件だ。彼らの使命はそれだけではない。メディア上でカタールW杯に都合の悪い投稿を見つけたら、『即座にスクリーンショット(画面を写メすること)をして通報する』ことも条件となっているんだ。いかにもカタール……って話だよね」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然