「史上最悪」の声も出るカタールW杯ついに開幕 汚名払拭にサクラ動員の悪あがき

公開日: 更新日:

 実は「公式ファンリーダー」も思惑通りに集まらず、10月初旬になって出場32か国の関係者を中心にカタールサイドからサポーターの動員要請が来たという。

「カタールエアーの直行便の往復チケットと2週間のホテル滞在費、カタール対エクアドルの開幕戦のチケットをカタール側で用意するということでした。条件は、必ず現地に2週間滞在することと開幕戦を観戦することの2点。カタールはサッカー人気が高くなく、開幕戦のスタジアムが空席だらけでは格好がつかない。現地で動員をかけても、白い布を頭からかぶった民族衣装のトーブをまとった観客ばかりでは『世界の祭典』をアピールできませんからね。世界中からサクラを動員して体裁を整えるということです」(前出のサッカー関係者)

 きょう日本時間21日に初戦を迎えるオランダのファンハール監督は、カタール開催を決めたFIFAを「愚かな決断」と一刀両断。カタールの人権軽視、環境問題軽視に抗議し、フランスではパリなど10都市でパブリックビューイングが中止になった。抗議運動が欧州各地に広がりを見せる中、問題だらけのW杯の幕が開けた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状