著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

ボランチは守田英正はドイツ戦欠場…体調不良明けの三笘薫がドイツを驚愕させられるか

公開日: 更新日:

11月20日

 23日にドイツ戦を控える日本代表の調整も急ピッチで進んでいるが、左ふくらはぎ違和感の守田英正は、20日の時点でも全体練習は不参加。初戦出場は困難と見られる。

「ドイツの最大の強みはバイエルン勢がズラリと並ぶ中盤」とベルリン在住のAFP通信記者ウィストン氏が強調したが、その豪華な中盤を封じる鉄板ボランチの1枚が欠けるのは痛い。その分、攻撃陣に期待がかかる。

 発熱による体調不良で合流は遅れたが、復調傾向にある三笘薫(25)の動向はひとつのカギだ。

 11月初旬の段階でケガ人続出だった日本とドイツ。19日にドーハから約100キロ北のドイツの練習拠点に行ってみるとW杯4度目出場のMFミュラー、DFの要リュディガーが練習に復帰。キミッヒ、ゴレツカらバイエルン勢の豪華な中盤は健在で日本にとっては厳しい状況だ。こうした中で朗報は三笘の復調だ。

 日本がドバイでカナダ戦を戦っていた17日夜にドーハ入りし、18日から本格始動。19日からは全体練習に合流して20日も最初のランニングから全力で飛ばしていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」