MVPジャッジの本塁打記録に疑惑の目…ヤンキース戦では“飛ぶボール”使用かと米国で報道

公開日: 更新日:

 今季のア・リーグ本塁打王(62本)で、MVPを受賞したヤンキースのアーロン・ジャッジ(30)に疑惑の目が向けられている。

 米ニュースサイト「インサイダー」など複数の米メディアによれば、今季の大リーグは異なる3種類のボールが用意され、ヤンキース戦では特に飛ぶボールが使用されていた可能性があるという。

 今季のMLBは公認球の反発率を下げ、保湿器に入れて湿り気を持たせるなど、あえて飛距離が出ないようにした。その結果、シーズン総本塁打数は昨年の5944本から5215本に激減した。

 そんな中、ヤンキースの主砲であるジャッジは開幕から一人、一発を量産。62発を放って1961年にロジャー・マリスが打ち立てたア・リーグのシーズン最多本塁打記録を塗り替えた。

 もちろん、2017年にも本塁打王(52本)のタイトルを獲得しているジャッジの長打力に疑いようはないものの、今季は飛ぶボールの恩恵を受けた可能性が指摘されているのだ。

■大谷の価値が改めてハッキリ

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省と自治体に一喝された過去

  2. 2

    極めて由々しき事案に心が痛い…メーカーとの契約にも“アスリートファースト”必要です

  3. 3

    遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

  4. 4

    ドジャース大谷翔平がついに“不調”を吐露…疲労のせい?4度目の登板で見えた進化と課題

  5. 5

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  1. 6

    清水賢治社長のセクハラ疑惑で掘り起こされるフジテレビの闇…「今日からシリケン」と“お触り続行”の過去

  2. 7

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  3. 8

    千葉を「戦国」たらしめる“超過密日程”は今年の我が専大松戸に追い風になる手応えを感じています

  4. 9

    趣里はバレエ留学後に旧大検に合格 役者志望が多い明治学院大文学部芸術学科に進学

  5. 10

    参政党が参院選で急伸の不気味…首都圏選挙区で自公国が「当選圏外」にはじかれる大異変