MVPジャッジの本塁打記録に疑惑の目…ヤンキース戦では“飛ぶボール”使用かと米国で報道

公開日: 更新日:

 そのジャッジとシーズン最後までMVP争いを繰り広げたエンゼルス・大谷翔平(28)は今季の公認球について「去年よりは飛ばない印象はある」と話したことがあった。実際、完璧に捉えた当たりが外野フェンス手前で失速したり、捕球されるシーンも目立ち、昨季46本だった本塁打数は34本にとどまった。ジャッジに大きく引き離されたが、飛距離が出ないボールでも結果は残した。

 今季、大谷が放った本塁打の打球速度の最速は6月25日のマリナーズ戦(エンゼルスタジアム)で16号ソロを放った際の189.9キロ。これはパイレーツ・クルーズの197キロ、ヤンキース・スタントンの192.8キロに次いでメジャー3位だった。最長飛距離こそ141メートルでメジャー19位だったものの、打球の鋭さはトップレベルであることを証明した。

 大リーグ公式サイトが発表した今季の「ハードヒットホームラン15」では、マ軍戦での16号がスタントンに次ぐ2位にランクイン。タイトル争いに加え、こちらもヤンキース勢の後塵を拝したが、パフォーマンスはライバルに引けを取らなかった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝