著者のコラム一覧
宮崎紘一ゴルフジャーナリスト

JGTO青木会長「あと1年やらせてもらいます」の舌足らず…“クーデター仕掛け人”は退場、空中分解の男子ゴルフ

公開日: 更新日:

「侍ジャパン」が14年ぶり3度目のWBC優勝を遂げて日本中が歓喜に沸いた3月22日。くしくも同じ日に日本ゴルフツアー機構(JGTO)の2023年度総会が都内のホテルで行われた。そこで任期が2024年3月まで残る青木功会長の続投確認があった。

【写真】この記事の関連写真を見る(12枚)

 昨年の総会で4期8年の長期政権に突入した青木体制だが、「世界のアオキ」の知名度は男子ツアーの活性化や試合増につながらなかった。むしろ低迷に歯止めがかからず、内部にも不満がくすぶっていた。

 そんな状況に谷原秀人選手会長(副会長兼務)が執行部に対して反旗を翻した。自らのスポンサーでABCマート創業者の三木正浩氏をJGTO理事に招聘し、副会長のポストに推したのだ。そして青木会長と上田昌孝専務理事の責任追及と退陣を要求。これを機に三木・谷原VS青木シンパによる権力闘争が勃発した、といわれる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    豊作だった秋ドラマ!「続編」を期待したい6作 「ザ・トラベルナース」はドクターXに続く看板になる

  3. 8

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  4. 9

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  5. 10

    中山美穂さんが「愛し愛された」理由…和田アキ子、田原俊彦、芸能リポーターら数々証言