青木功会長の報酬はPGAツアー会長の100分の一以下…数字に表れた日米ゴルフ“ビジネス感覚”の差

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 米男子ゴルフのPGAツアーコミッショナー、ジェイ・モナハン氏に支払われたマネー(2021年)が1390万ドル(約18億円)であることが、先ごろツアー収支決算から明らかになった。

 そればかりでなく、PGAツアーのプライベートジェットを家族旅行など私的に利用できるなどプラスアルファの余得もあった。NPOのように税制面で優遇措置を受ける団体であるPGAツアートップの報酬として、正当なものかどうかは、米国でも意見が分かれている。

 ちなみに日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長の報酬は、年1200万円といわれる。モナハン氏の100分の1にも満たない。また欧州男子ゴルフのDPワールドツアー、キース・ペリーCEOの年収は278万ポンド(約4億4600万円)。モナハン氏よりも少ないが、青木会長よりかは、はるかに高額だ。

 世界のプロ団体トップ2と青木会長との差はツアー人気や将来性が、大きく影響しているはずだ。しかし、ツアーの賞金総額や賞金王が稼ぐ金額から見ればPGAツアーと日本ツアーの差は、せいぜい十数倍でしかない。

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