「体調を整えて出馬しようと思っています」“さくらパパ”こと横峯良郎さんは新党大地の党員として活動

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横峯良郎さん(62歳)

 昨年12月に4回目の当選を果たした河野俊嗣宮崎県知事(58)の言動が年明けに問題視されたのは記憶に新しい。新型コロナ感染を発表した際に初詣など直近の事実を伏せていたことが発覚。県のトップという自覚のなさに呆れる。その知事選に立候補を予定しながら持病で断念したのが横峯良郎さん。プロゴルファー・横峯さくらさん(37)の名物パパとして知られるが、久しぶりに名前を聞いたという向きもあったろう。横峯さん、その後、どうしているのか。

  ◇  ◇  ◇

「河野知事の言動? あんなものでしょ。河野知事が、というのではないですが、世の中の8割の発想は、詐欺師のそれみたいなものですよ」

 東京都内の自宅兼事務所で会った横峯さん、まずはこう言った。なかなか乱暴な意見だなぁ。

「だいたい、4回も立候補して当選できる選挙制度が良くない。辞めるときの退職手当は1億円ですよ。河野知事は3期12年で県民の平均年収が30万円上がった、と主張していましたが、そもそも宮崎県民の平均年収は日本全体の平均より160万円も低いんですから、話になりません」

 横峯さん、政治の話を始めると止まらない。しかし、そもそもなぜ宮崎県の知事に立候補しようとしたのか。横峯さんは鹿児島出身だ。

「宮崎には20年前に家を建て、拠点にしているんです。200坪の土地に家とゴルフの室内練習場を建て、今はウチの(妻)と長女の家族が住んでいます。私は東京と行ったり来たりで、コロナ前は半々、今は宮崎が主ですね。家から歩いて行けるところにイオンモールも、海も、ゴルフ場もあって、空港までは車で15分。この立地の良さが気に入っています」

 200坪! この東京の拠点も都内の超一等地に立つ。ン億円は下らない。横峯さん、稼いでいるんだなぁ。

「個人の資産じゃないですから。会社のもの。私はプロゴルファーの長女・瑠依と三女・さくらの資金管理会社『有限会社さくら』の社長。娘たちが稼いでくれたし、宮崎空港のすぐそばにゴルフ練習場を持っているし、国会議員の任期を終えてからプロゴルファーになり、レッスンプロもしています。レッスンプロとしては、茨城が拠点の天才少女・須藤弥勒チャンとか、全国で4、5人と契約しています」

 東京にも拠点を持っているのは、そういうわけだそうだ。

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