巨人開幕3連戦でまた露呈した致命的な弱点…大勢につなぐ救援陣の球威不足をOB投手指摘

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 中日との開幕カードを2勝1敗と勝ち越した巨人だが、OBで評論家の橋本清氏は「不安も残るスタートになりました」とこう続ける。

「初戦でリリーフ陣が4失点、逆転勝ちしたこの日も試合をひっくり返した直後の八回に登板した3投手が3安打を打たれて同点に追いつかれました。昨年、巨人のチーム防御率はリーグワーストの3.69。リリーフ陣の防御率も3.78と最下位だった。例えば、オリックスの救援防御率は2.62。150キロ超の速球を投げる中継ぎ投手を何人も擁したことが、リーグ連覇の大きな要因になった。それに比べると、新人の船迫(26=西濃運輸)にはブレークの可能性を感じるものの、巨人のリリーフ陣は総じて球威が足りません」

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 右手指のマメと思われるコンディション不良で2戦目までの登板が見送られていた守護神の大勢がこの日、1点差の九回に今季初登板。最速157キロの直球で三者凡退に片付け不安を一掃したものの、その大勢につなぐまでの「方程式」が4位に沈んだ昨年も構築できなかった。

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