札幌はIOCに見放される 2030年冬季五輪招致が実現困難に…2034年招致も厳しい状況

公開日: 更新日:

 札幌市の2030年冬季五輪招致が困難な情勢となっていることが14日、分かった。東京五輪を巡る汚職や談合事件の影響で、日本での開催機運が停滞。札幌を最有力候補としてきた国際オリンピック委員会(IOC)が他の候補地に変更する方針に切り替えたとみられる。

 先日の札幌市長選では招致派の秋元克広市長が3選されたが、反対派にも票が流れた。これを受け、秋元市長は30年招致の見直しも検討、17日にJOCの山下泰裕会長と招致時期に関して会談することになった。

 34年大会は、以前から米国のソルトレークシティーが有力視されている。スイスが立候補する可能性もある。30年から34年に先送りをしても、札幌開催はまったく見通しが立たない状況だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは