勝みなみは優勝を置き土産にできるか…米ツアー参戦で気持ちがパリ五輪に向く予感

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 来週から米女子ツアーに参戦する勝みなみ(24)。23日開幕の「LPGAドライブオン選手権」(アリゾナ州スーパースティションマウンテンGC)に出場するため、最終日の翌日(20日)に渡米する。

 日本を離れる直前の大会は地元(鹿児島)開催の「Tポイント×ENEOSゴルフ」(鹿児島高牧CC)。ジュニア時代から慣れ親しんだコースで、全ホールの特徴は頭に入っている。大応援団にウィニングパットを決めるシーンを見せて、華々しく旅立ちたいところだが、相性がいい大会とはいえない。

 アマ時代(4回)を含む8回の出場で、今回の会場では昨年の20位がベストフィニッシュ。2位になった19年は大阪の茨木国際GCだった。ツアー関係者が言う。

「研修生時代に繰り返したミスや第一打のOBを覚えているから、育ったコースでは悪いイメージばかり浮かんできてスコアがまとまらないというプロは少なくない。勝もジュニアの時からお世話になっているコースです。そんなシーンが脳裏に焼き付いているのかもしれません。今年は渡米前のラスト試合が地元ですから例年以上に力が入る。予選落ちだけは避けたいところ。とはいえ、今の勝にとって重要なのは来週以降です」

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