日本ハム清宮「2番・一塁」で52日ぶりの一軍復帰 痛恨のリハビリ生活で首脳陣を驚かせたある変化

公開日: 更新日:

「足引っ張らないように。チームにプラスになるような仕事をしたいと思います」(清宮)

 日本ハム清宮幸太郎(24)が13日、52日ぶりに一軍復帰した。当日のDeNA戦はベンチから出ることはなかったが、14日は「2番・一塁」でスタメン出場すると、復帰第1打席の初回に右前安打で出塁。さらに二盗を決め、敵地を沸かせた。

■左腹斜筋筋損傷で登録抹消

 高卒6年目の清宮は昨季から2年連続で開幕一軍スタートも、4月下旬に左腹斜筋筋損傷により登録抹消。それまで17試合で打率.288、1本塁打、9打点、出塁率.417と、本格化の兆しを見せていた矢先の長期離脱だった。1カ月半も二軍で過ごしたのは2021年以来になる。球団OBが言う。

「今季は絶好調だっただけに、誰よりも本人が故障離脱を悔しく感じていたようです。少しでも早く一軍復帰しようと、とにかく必死だった。試合では積極的に声を出し、練習はチームの先頭に立って取り組んでいたと聞く。その姿を見習う若手も少なくなく、二軍首脳陣の間では手本にされる選手に成長したと評判が立つほどでした」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  1. 6

    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

  2. 7

    阪神・大山悠輔「5年20億円」超破格厚遇が招く不幸…これで活躍できなきゃ孤立無援の崖っぷち

  3. 8

    ポストシーズンの分配金が示す光と陰…一般職員の年収は約5万ドルで平均未満、“やりがい搾取”の一面も

  4. 9

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 10

    《門田博光の巻》「打撃の求道者」は練習方法もケタ外れだった…僕が地獄を見た“10分”の要求

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁