井上尚弥「Sバンタム最強」宣言! 4団体統一へWBA・IBF王者タパレスに早くも挑戦状

公開日: 更新日:

 試合でファンを驚かせ、インタビューでさらに会場を沸かせた。

 王者のフルトン(米国)を8RTKOで沈めた、スーパーバンタム級の井上尚弥(30)。同階級に転向後初戦ながら、フルトンの持つWBC・WBOのベルトを奪取した。

 インタビューでは「スーパーバンタム級最強だと思うフルトンを倒せたので、(自分が同階級)最強だと思う」と豪語。さらに、「今日、タパレスが見に来ている。次戦、4団体統一戦をしたいと思います!」と、WBA・IBFのベルトを持つタパレスに挑戦状を叩きつけたのだ。

 すると、そのタパレスがリング上に登場。インタビュアーにマイクを向けられると、やや面食らった様子で「自分自身が王者と証明したいので、井上と戦いたい」と答えたものだから、会場は大盛り上がりである。

 試合巧者フルトンを圧倒し、さらに“口約束”ながらタパレスからも言質を取った井上。「まだまだこの階級で強さを見せられるんじゃないかな」とも話していたが、バンタム級に続いての4団体統一は思いのほか早そうである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした