エンゼルスが計る大谷翔平「売却」の絶好タイミング…トレード期限迫るも不気味な沈黙

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レギュラーシーズン敗退を待っている?

 エ軍のモレノ・オーナーは今年1月、球団売却を撤回し、今季終了後、FAになる大谷との再契約を目指すと公言している。プレーオフ進出の可能性が残っている状況で二刀流を放出すれば、地元ファンの反感を招くのは必至だからだ。

「エ軍にとって最悪なのは、トレード期限が過ぎてからプレーオフの望みが絶たれることです。投手を補強したとしても、主砲トラウトら主力野手が故障で離脱したこともあり、今季は厳しい状況であることに変わりはない。仮にトレード期限前日までのタイガース、ブルージェイズ6連戦で大きく負け越すことになれば、実現するかはともかく、大谷の放出に舵を切るかもしれません」(友成那智氏)

 つまり、エ軍はトレード期限までにレギュラーシーズン敗退が濃厚になるのを待っていることになる。

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