大谷40号もエンゼルス逆転負け…PS狙える位置も主力放出マリナーズは決して“白旗”にあらず

公開日: 更新日:

シーズン終盤戦には驚異的な粘り

 3日現在、エ軍はマ軍に4勝2敗と勝ち越している。大谷は投打ともマ軍に相性が良く、投手として2試合で1勝0敗、防御率3.27、打者として22打数9安打の打率.409、3本塁打、7打点とカモにしている。今季、6試合を残すマリナーズ戦は、チームのポストシーズン進出、大谷のタイトル取りのカギを握る。

 もっとも、マリナーズは過去2年、いずれもシーズン終盤までPS進出争いを繰り広げた。昨季は開幕ダッシュに失敗したが、14連勝で前半戦を折り返すと、後半戦は勝率6割と快進撃を見せて、90勝72敗でワイルドカードでのPS進出を果たした。シーズン終盤に驚異的な粘りを見せるだけに、今季も侮れない。

 2014年以来、9年ぶりのレギュラーシーズン勝ち上がりを目指して大型補強を敢行したエ軍だが、投手陣が鉄壁なマリナーズに足をすくわれるかもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  2. 2

    ソフトB近藤健介の原動力は「打倒 新庄日本ハム」…憂き目にあった2022年の“恩返し”に燃える

  3. 3

    ドジャースが欲しがる投手・大谷翔平の「ケツ拭き要員」…リリーフ陣の負担量はメジャー最悪

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  1. 6

    遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

  2. 7

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  3. 8

    藤浪晋太郎に日本復帰報道も、古巣阪神出戻りは「望み薄」…そして急浮上する“まさか”の球団

  4. 9

    巨人・田中将大を復活させる「使い方」…先発ローテの6番目、若手と併用なんてもってのほか

  5. 10

    自民・鶴保失言「運のいいことに地震」で苦戦の二階ジュニアに赤信号…参院選“仁義なき紀州戦争”決着か