蛭田みな美が悲願の初V!畑岡奈紗と仲良しプロ8年目が18番“悪夢の3パット”からのPO制す

公開日: 更新日:

【CAT Ladies2023】最終日

「勝ってよかったですよ」

 こう漏らしたのは、あるツアー関係者だ。

 プロ8年目の蛭田みな美(26)が、西郷真央(21)とのプレーオフを制し悲願の初優勝を挙げたが、勝負が長引いたのは本戦の18番が原因だった。

 西郷に1打リードの通算14アンダーで迎えた最終ホール。ピンまで69ヤードの3打目を2メートルのバーディーチャンスにつけた。西郷は4メートルのバーディーパットをものにできず同13アンダーでフィニッシュ。蛭田は2パットで優勝だったが、バーディーパットは1メートルオーバーし、パーパットはカップに蹴られまさかの3パット。誰も予想していなかったプレーオフへ突入しても「蛭田劇場」は続く。

 第1打を右ラフへ曲げ、ユーティリティーで打った第2打もフェアウエーに届かず右ラフにスッポリの大ピンチ。第3打はピンまで157ヤード。そこから、7番アイアンでグリーンセンターを狙い、ピン右下から傾斜を使って、ピン左1.3メートルにつけるスーパーショットが飛び出す。

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