日本ハム新庄監督のキモ煎り企画…「トライアウト」の悪すぎたコスパ

公開日: 更新日:

「飛躍のシーズン」とはならなかった。

 新庄剛志監督(51)が率いる日本ハムのことだ。昨季は「目先の勝利よりも今後の成長」と言い、勝敗を度外視した「トライアウト」と位置づけた。そして今季は、「優勝しか目指しません」と宣言して臨んだものの、2年連続の最下位に沈んだ。

 昨季の成績は59勝81敗3分、チーム得点(失点)463点(534点)、チーム打率.234、チーム防御率3.46、チーム失策86。

 今季の成績は60勝82敗1分、チーム得点(失点)464点(496点)、チーム打率.231、チーム防御率3.08、チーム失策94だった。つまり、選手育成のみに注力した1年を経て、勝つための采配を心掛けながらも、昨季からチーム成績はほとんど向上していないのだ。

 それでも、ネット上では新庄監督の手腕を高く評価する声は一定数みられる。

《チームは勝てていないけど、選手は成長している》

《新庄監督の育成手腕が発揮された年》

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋