目玉の山﨑福也が日本ハム入りの衝撃…有力FA選手がパ・リーグばかり志望する謎解き

公開日: 更新日:

 6球団が激しい争奪戦を繰り広げていたFA山﨑福也(31)を射止めたのは、4年12億円のソフトバンクでも、4年10億円の巨人でもなく、4年8億円の日本ハムだった。

 本人はチーム選びに関して「自分が最も活躍できそうな場所」と話していた。選択基準がカネでなく、先発の需要だとすれば、2年連続最下位で、今季2ケタ勝利の投手がひとりもいなかったチームを選択したのは分からなくはない。

 それにしても近年、顕著なのが、FA選手のほとんどがセ・リーグではなくパを選ぶ点だ。

 昨年は森友哉西武からオリックス)、伏見寅威(オリックスから日本ハム)、嶺井博希(DeNAからソフトバンク)、近藤健介(日本ハムからソフトバンク)と、FA権を行使して他球団に移籍した4人はすべてパを選んだ。

 今年も西川龍馬広島からオリックス)に続いて山﨑もしかり。西川に至っては「パ・リーグでプレーしたい」と公言していた。

■巨人の独壇場だったはずが…

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」