山川加入でソフトバンク得点力アップ確実も…甲斐野流出で改めて露呈したフロントの不手際

公開日: 更新日:

 1日、ソフトバンクにFA移籍した山川穂高(32)が「バタバタさせたのでおわびをした」と話せば、西武で入団会見を行った甲斐野央(27)も「(山川から)連絡はありました」と明かした。

 このオフ、球界を騒がせた山川の人的補償問題。当初はベテランの和田が西武に指名されたといわれていたものの、最終的に甲斐野が赴くことで騒動は一段落した。

【写真】この記事の関連写真を見る(16枚)

 しかし、ソフトバンクにとっては一件落着ではない。山川の加入で得点力アップは確実でも、甲斐野流出でリリーフ陣に不安が生じるからだ。

 昨季終了後、これまでセットアッパーの大役を担っていたモイネロが、先発転向を表明。その時点では球団内から異論などは一切出なかったものの、人的補償で甲斐野が選ばれるや、様相は一変。小久保新監督は1月下旬、「(モイネロには)先発とは伝えてあるけど、これから会って話す」と話すなど、先発転向が白紙になる可能性をにおわせていた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  2. 2

    激太り危機は今や昔…浜崎あゆみ「激ヤセ説」も「連日ケーキ2個」の健啖ぶり

  3. 3

    オレが立浪和義にコンプレックスを抱いた深層…現役時代は一度も食事したことがなかった

  4. 4

    小芝風花&森川葵はナゼ外れた? 来秋朝ドラ「ばけばけ」ヒロインを髙石あかりが射止めた舞台裏

  5. 5

    「備蓄米ブーム」が完全終了…“進次郎効果”も消滅で、店頭では大量の在庫のお寒い現状

  1. 6

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  2. 7

    カブス鈴木誠也に「打点王」がグッと近づく吉報 “目の上のタンコブ”スアレスにア・リーグへのトレード情報

  3. 8

    立浪和義の「白米禁止令」は星野仙一イズムの継承だろう…かつては自身も大目玉を食らっていた

  4. 9

    参政党の公党にあるまじき「メディア排除」気質…会見場から神奈川新聞の批判記者を締め出し

  5. 10

    さや氏「略奪婚は人の道に反する」と否定もネットでは“今井絵理子枠”確定の皮肉…胸元露わな妖艶スタイルも