山川加入でソフトバンク得点力アップ確実も…甲斐野流出で改めて露呈したフロントの不手際

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 結局、当初の方針通り、モイネロは先発に配置転換となったが、球団OBは「小久保監督とフロントの食い違いがまたしても明らかになった」と、こう続ける。

「小久保監督は、最初に人的補償の俎上に載った和田を信頼し、『先発ローテが決まっているのは有原と和田だけ』と話していたほどです。甲斐野も戦力として考えていたからこそ、『リリーフからモイネロまで抜けて大丈夫なのか?』と危機感を覚えたのでしょう。でなければ、オフに先発転向のためのトレーニングを積んできたモイネロに、待ったをかけるようなマネはしませんよ」

 ソフトバンクは昨季46試合で2勝0敗、防御率2.43と活躍した2年目リリーフ右腕の大津も先発転向。現状では中継ぎの頭数は揃っていても、仮に誰かがケガをした時、「甲斐野がいれば……」となりかねない。少なくとも、監督が必要とする選手を流出させたのはフロントの不手際だろう。

 小久保監督はシーズン中も、フロントに足を引っ張られかねない。

 ◇  ◇  ◇

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