米スタンフォード大進学の麟太郎は「学費」だけでも年間1240万円…そんな大金払えるの?

公開日: 更新日:

・新入生オリエンテーション(1度)=525ドル(約8万円)

  ◇  ◇  ◇

 3カ月で計466万円超。一般家庭なら破産しかねない金額だ。佐々木一家は学費を捻出できるのだろうか。

「米国の大学では奨学金制度が充実しており、中でもスポーツ選手は学費の一部免除、全額免除の優遇措置を受けるケースが多い」と、米球界の事情に詳しい野球文化学会会長で名城大准教授の鈴村裕輔氏がこう話す。

「特に野球、バスケットボールアメリカンフットボールサッカーといった米国の大学スポーツでも人気の競技の選手は厚遇される。免除額は高校時代の競技実績や、大学入学後の競技成績などで判断され、日本の高校生で最多とされる通算140本塁打をマークし、甲子園にも出場している麟太郎選手も学費免除の対象になるでしょう」 
 
 加えて、スタンフォード大学は昨年、学費に関する新体制を発表。これまでは世帯年収7万5000ドル以下の学生の授業料や寮費などを免除してきたが、今年度からは世帯年収10万ドル(約1500万円)以下に対象範囲を引き上げた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑