巨人正捕手・大城卓三にFA行使の現実味…意外に低い球団評価、台頭しつつある後輩が流出に拍車

公開日: 更新日:

FA権行使の可能性もあるとみています」

 某球団の幹部がこう言うのは、今季中にも国内FA権を取得する巨人の正捕手、大城卓三(31)のことだ。

 大城は昨季、自己最多の134試合に出場し、打率.281、16本塁打、55打点とキャリアハイの成績を残した。リーグ最多タイの21犠打をマークするなど小技も得意で、盗塁阻止率.373はリーグ2位の強肩でもある。

 巨人がこの「打てる捕手」を簡単に手放すはずはないだろうが、冒頭の球団幹部は、「いや、巨人での評価、立場も安泰というほどじゃないのではないか」と、こう続ける。

「昨オフの契約更改は、単年契約でサインした。報道によれば、本人は球団との交渉の席でFAの話は出なかったと言っていた。普通なら、翌年にFA権を取得する選手にはFA権取得を見越して複数年契約を提示するのが誠意です。これには今季、原監督から、捕手出身の阿部監督に交代したことが影響していると思う。原監督は大城のリードに苦言を呈することはあっても、東海大の後輩ということもあり、打撃を買って一塁で起用するなど重用していた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  2. 2

    「自公過半数割れ」後の大政局…反石破勢力は「高市早苗首班」で参政党との連立も

  3. 3

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  4. 4

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  5. 5

    巨人無残な50億円大補強で“天国から地獄”の阿部監督…負けにお決まり「しょうがない」にファン我慢限界

  1. 6

    世良公則、ラサール石井…知名度だけでは難しいタレント候補の現実

  2. 7

    狩野舞子は“ジャニーズのガーシー”か? WEST.中間淳太の熱愛発覚で露呈したすさまじい嫌われぶり

  3. 8

    WEST.中間淳太がジャンボリお姉さんとの熱愛謝罪で火に油…ディズニー関連の仕事全滅の恐れも

  4. 9

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  5. 10

    元大関・栃ノ心が故国ジョージアの妻と離婚し日本人と再婚! 1男誕生も明かす