体操・杉原愛子が開発 性被害対策と実用性を兼ねた「新型ユニホーム」で業界に新風吹き込む

公開日: 更新日:

「だからこそアイタードは選手たちに新しい選択肢を示せると思っています。生地が増える分だけ価格はレオタードよりも少し高いけど、普段の練習でスパッツをはいている選手なら、その費用を抑えられてトントンになる。昨年12月に販売開始したばかりですが、幼い娘がレオタードで演技することに抵抗のあったという親御さんから、『安心して着させられる』といううれしい声も頂きました」

 アイタードは体操ユニホームの製作会社「オリンストーン」のウェブサイト上からでも注文できる。

「今まで誰も思いつかなかった理由ですか? レオタードが当たり前になりすぎているからだと思います。私も会社を起こして外部の人の意見を聞いたり、一歩離れて業界を見ていなければ、アイタードは生まれていなかったと思います」 (つづく)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし