お家芸種目のメダルラッシュもたらす現役慶大生女子レスラーの“型破りキャラ”

公開日: 更新日:

 根っからの目立ちたがり屋。競技の注目度を高める目的もあって、髪をピンクに染めたり、手足の指に派手な模様のマニュキュアを塗ったまま試合に臨むなど、タックルを武器に相手をマットに葬り去るファイトスタイル同様、派手なルックスにもこだわりを持っている。どちらかといえば、保守的で昔ながらの体育会系気質が残るレスリング界において異色な存在だ。

 パリ本番では注目度を高めるため「髪型やマニュキュアをどうするか考えています」(尾崎)という。

 パリ五輪の女子レスリングは尾崎の68キロ級が全階級のトップを切って8月6日に決勝を迎える。尾崎の派手なパフォーマンスは、日本のお家芸種目にメダルラッシュをもたらすかどうか。

  ◇  ◇  ◇

 レスリング界と言えば、前強化本部長の栄和人氏や東京五輪金メダリストの向田真優などを筆頭に「師弟関係カップル」が目立っている。周囲から見れば禁断の関係とも取られがちな選手と指導者による恋愛だが、いったいなぜレスリングは「指導者と教え子」カップル多いのか。

●関連記事【もっと読む】…ではそれらについて詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性