大谷4年連続球宴出場はイッペイ騒動“同情票”頼み…打率以外では強力ライバルから大きな後れ

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 メジャーの球宴ファン投票は日本のように特定の人気球団や選手に投票が集中することはなく、成績上位の選手が選出される傾向にある。仮に大谷が、このまま本塁打と打点でオズナとの差を埋められないようであれば、ライバルに票を奪われてナ・リーグ最多得票どころかスタメン出場すら危うくなる。

 投打の二刀流をこなした昨季までとは異なり、ファンのインパクトに欠けるだけに、なおさら打撃でアピールしなければならない。

 昨5日には元通訳の水原一平被告(39)が銀行詐欺などの罪を認め、MLBは調査を終了したが、一連のスキャンダルが明るみに出た当初、大谷に対して懐疑的な米国のファンは少なくなかった。水原被告の悪行が明らかになるにつれ、多くのファンが大谷を擁護するようになった。

 ファン投票で漏れても、選手間投票、コミッショナー推薦で選ばれる可能性は十分にあるとはいえ、リーグをまたいで2年連続最多得票での出場は、一平騒動の同情票に左右されそうだ。

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